猫がいると赤ちゃんに障害が?家族が妊娠したときの正しい知識。

133749a25e4ebb88be63d47a51ee266f_s

家族が妊娠したときに、猫が一緒に居ると赤ちゃんがトキソプラズマになるということを聞いたことはないでしょうか。
たしかにトキソプラズマ感染症は猫から妊婦にうつる病気と思われる代表です。

ただそこには、誤解されている部分もあるので病気の正しい知識を持ちましょう。

そもそもトキソプラズマとは?

トキソプラズマは原虫感染症である。
世界中で見られる感染症で、世界人口の3分の1が感染していると推測されているものです。

健康な成人の場合には、感染しても無徴候に留まるか、せいぜい数週間のあいだ軽い風邪のような症状が出る程度である。
しかし胎児・幼児や、免疫抑制状態にある場合には重症化して死に至ることもある感染症なので、やはり妊娠して赤ちゃんに感染したときのことを考えると、気になりますね。

影響が出るのは0.04%

妊娠した女性がトキソプラズマに感染すると赤ちゃんが障害が出てしまうと、懸念するお母さんは結構いらっしゃいます。
ですので、今まで猫を飼っていて、猫から伝染する代表トキソプラズマを考えて、「丈夫な子どもが欲しかったら、猫を手放した方が良い」と周りの人に、親切心からなのでしょうが残酷なアドバイスをされることもあるようです。

勿論、今まで飼っていました→妊娠しました→猫とさよならなんて、出来るはずがありません。正しい知識を身につけることが何より重要です。

現在、日本人のおよそ30%がトキソプラズマに感染していると言われていて、その多くの場合は症状が出ていないのです。
ただし妊娠の初期段階でトキソプラズマに初感染したときは、流産、人資金好機の場合は死産や先天性異常などの障害が出るケースがあります。

日本での妊娠中に初感染する妊婦の割合はおよそ0.5%と言われています。
その中から胎児に原虫が移行するのは約40%。
そして生まれた赤ちゃんがトキソプラズマに寄る障害が出るのは、その中の20%と言われています。

ですので、赤ちゃんがトキソプラズマによる影響を受ける確率は
0.5(妊娠中の初感染率)×0.4(胎児に原虫が移行する率)×0.2(トキソプラズマでの障害率)=0.04%

全体として考えると、この確率は非常にレアケースと考えてもいいでしょう。

それでもレアケースと言われる程でも赤ちゃんを守る為には、危険を排除しておきたいと思うもの。
その場合はやはり専門家に相談するのがベストな方法です。

感染などを恐れるのではなく妊娠したら産婦人科に相談して適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

もしも心配だったら

トキソプラズマに感染しているのでは、いつ感染したのか等、もし心配だったら産婦人科で血液検査をすることで直ぐわかります。
血液検査の時に病院の方から妊娠中の注意事項も正しい知識で得ることが出来ると思うので、ペットが居ることによる心配事等も合わせて聞いておくようにしましょう。

またトキソプラズマの感染源は猫だけでないことも合わせて覚えておきましょう。
猫はトキソプラズマ感染の代表のように言われ手がちなのですが、何も動物の中で猫だけが持っている物な訳ではありません。
世界中で、多くのほ乳類や鳥類がトキソプラズマに感染しており、私たち常に食べている豚や鳥、そして羊のような食肉が感染源になることも十分に考えられます。

妊娠したときにトキソプラズマが心配だったら

妊娠した時には、赤ちゃんのことを考えたら少しでも危険なことは避けたいと思うのは母親心。
ですので家族と協力して、トキソプラズマの心配を失くしましょう。

ねこの排泄物には触れない

トキソプラズマは感染動物の排泄物から感染することが知られています。
妊娠の時点でトキソプラズマに感染した経験が無いのが解っているときはトイレ掃除などは家族の人にやってもらうようにしましょう。

肉料理はよく火を通す、調理器具はよく洗う

トキソプラズマは原虫は熱に弱い、肉料理の特に豚、鳥、羊のときはよく火を通すようにしましょう。
また生肉を扱ったときの手や調理器具はしっかりと洗うようにしましょう。

まとめ

猫が、妊婦にとってものすごく危険な動物だったら、今日のように人間の家族としての関係は成り立っていない筈です。
勿論、感染などの危険性はゼロではありません。
医学的な悩みがあれば一人で悩まずにお医者さんや獣医さんに相談して、正しい知識をつけることが一番重要です。
ちまたで言われているレベルの中途半端な医学知識に惑わされるのが一番良くありません。
惑わされて猫を手放したりするようなことが、ないようにしましょう。

tesuto

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*