
ねこを一家に複数飼いたい(多頭飼い)と思ったことはありませんか?
特に経済的に問題もないし、猫が大好きだから飼いたい。
だけど、猫は群れない動物だから複数だと喧嘩をしてしまってお互いのストレスになってしまうのでは?
と思っている人は多いと思います。
実は最近の研究で、猫も仲間意識があり、社会性のある動物だとわかってきました。
猫が人間と共存できるように猫同士も一緒に暮らすことができるのです。
むしろ猫同士での社会性を育むためにも複数で飼うことは見直されててきています。
ここでは複数の猫を飼うことのメリットと、飼う時の注意点を説明していきたいと思います。
目次
複数の家族猫がいることのメリット
室内で暮らしている飼われている猫は、限られたスペースで過ごしているために暮らしていることで日常的変化が少なくなってきます。
そんな時に、複数で生活することがとても良い刺激になるのです。
猫同士でじゃれあって遊んだり、情報交換をすることは、猫の感情を豊かにして賢さも身につきます。
またボケにくくもなります。
また昼間に家族が外出の多く一人ぼっちにしてしまうことが多い家庭であれば複数猫がいることで寂しさがなくなり寒い時にお互いを寄り添い合って温めたりすることができます。
また一緒に遊ぶことで社会性が育ちます。
猫を複数買いするときの注意点
猫同士の初顔合わせ
猫同士が一緒に暮らし始める時、その猫が親子や兄弟のような血がつながっている時は特に問題ありません。
血のつながりのない猫同士を、いっしょにする場合の多くは、最初は威嚇しあったりするでしょう。
これは初めてきた猫が自分の縄張りに入ってくるわけですから、どんなに普段はおとなしい子でも興奮することでしょう。
猫の本能です。逆に興奮しない場合のほうが異常だと考えても良いでしょう。
しかしそんな時も、人間が手を出したりせずに、猫同士に任せておくようにしましょう。
数日もすればお互いのおしりの臭いを嗅ぎあったり、鼻をくっつけあったりすることでお互いを認識するようになります。
よっぽど相性が悪くなければ1週間もすればお互いのルールやコミュニケーションが成り立たせます。
先に住んでいる猫を優先しよう。
新しい猫を家族に迎える場合、どうしても新しい猫に目がいってしまいがちになります。
しかしそれを、見て先に住んでいる猫がジェラシーを感じていじけてしまうことがあるので注意が必要です。
褒めるにしても先住猫を優先して褒めるようにしましょう。
新しい猫と仲良くできた時なども褒めてあげるようにしましょう。
家の中でも先輩はあくまでも先に住んでいた猫であり、人間との生活で築き上げてきたルールもこの猫が作り上げたと言っても過言ではありません。
先住している猫が、新しい猫を家族と認めるまで先住猫をたてるようにしてください。
食器もトイレも別々に
複数の猫がいるからといって大きな器でい一緒に入れるのはやめましょう。
早食いの猫が多く食べて肥満になったり食べるのが遅い猫が十分に食べられなくなり栄養がうまく取れないケースも出てきます。
また猫同士で年齢や体重に違いがある場合はライフステージによっての異なる食事が必要になりますので、それぞれの猫の健康の事考えて別々の食器であげるようにしてください。
またトイレもそれぞれの猫が自分の匂いで判断している部分がありますので、臭いが混ざらないようにして各々のトイレを用意してあげるほうが理想になります。
まとめ
複数の猫を飼うということは、猫にとってもよほど相性が悪くないかぎり
・お互いの感情を豊かにする。
・ボケにくくさせる。
・社会性が育つ。
・寂しくない
という利点があります。
その時の注意点として下記のことをしっかり守りましょう。
猫の主体性に任せる
すぐに仲良くならなくても人間が手出しをしない。
先住猫を放っておかない
先住猫が寂しがらせないようにする。優先的にかまうようにする。
食器・トイレは別々にする
食事は猫のライフステージに合わせて別々にする。
トイレも別々にするのが理想。
複数の猫を暮らす時には以上の事を最低限意識して、楽しい多頭キャットライフを送りましょう。
tesuto